11月26日(日)に「しぜんとアートの教室」の11月教室を行いました。
今回は川で拾った石で硯(板硯)をつくりました。
COSAの横を流れる川(小才角川)でお気に入りの石を拾い、
やすりで面をつけ、砥石で磨いて仕上げました。
今回つくったのは墨をためる池(海)のない板状の硯。
自然の石のかたちを活かした個性あふれる作品ができました。
講師として来てくれた硯職人の足達真弥さん(三原村)からも、
十分に使える硯ですとお墨付きももらえました。
実は幡多地域は室町時代から知られる硯石の産地で、
三原石や荒谷石(蒼竜石)など評価の高い硯材が産します。
この地域にはこんな地質的な資源があるのだということを知ってもらうとともに、
自分で採って、加工して道具をつくり、それを使う楽しみを感じてもらえたのではないかと思います。