しぜんとアートの教室5月教室として「植物インクと竹ペンづくり」を行いました。定員を上回る多くの方にご参加いただきとても賑やかでした。今回の竹のつけペンづくりは、採ってきた竹を自分でカットして炭火やバーナーであぶって「油抜き」をするところからやりました。竹ペンの素材は自生種のヤタケPseudosasa japonica、メダケ Pleioblastus simonii、そして集落内の空き地に生えていたオウゴンチク Phyllostachys bambusoides var. holochrysam(マダケの変種)の3種を使いました。インクはヤシャブシの実を煮だして、濃いタンニン液をつくり、そこにスチールウールを漬け込んで鉄と反応させ、古典的なタンニン酸鉄インクをつくりました。ペン先の加工は大人でも難しい細かい作業なので、小学生の小さい子組には無理だろうと思っていましたが、ナイフを上手に使ってつくっていました。なんでもやればできるもんですね。自分でつくったペンとインクをつかったお絵かきもゆっくり楽しむことができました。

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