5.26.2024
9:00 am
5.26.2024
12:00 pm
今回のワークショップでは古典的な筆記具、描画材であるインクとペンを
身近な植物から自分でつくって、使って楽しみます。
インクについては、キブシ、ヤシャブシ、ヌルデ、チャノキなど
地域の里山に自生する樹木の実・葉・樹皮などから渋み成分のタンニンを抽出し、
それを鉄と反応させて古典的なタンニン酸鉄インクをつくる予定です。
また、染料植物から採った色素で色のついた染料インクづくりなどにも挑戦してみようと思います。
ペンについては、地域に豊富に自生する竹(笹)の仲間である
メダケ Pleioblastus simonii やヤダケ Pudosasa japonica を使って作ります。
青竹を切ってきて、炭火であぶって油抜きするところからやってみようと思います。
のこぎりやナイフで切断と加工を行い、インクだまりのあるペン先が付いた正しい「竹ペン」をつくります。
つくったオリジナルインクと竹ペンはもちろんお持ち帰りいただけます。(ガラスのインクビン付き!)
インクとペンづくりを通じて、ものづくりの科学とアート(アーツ)にふれ、
自然の利用価値を知り、地域の植生資源の活用について考えてみましょう!
地域の自然と文化に親しみ、アート(Arts)を知る「しぜんとアートの教室」は毎月第四日曜日+不定期開催です。
COSA