2025-04-27
釣針に鳥の羽根や獣の毛などを巻いてつくる「毛鉤( けばり)」は、
川魚の餌である水生昆虫を模した疑似餌の一種です。
川漁文化の中で生まれ伝えられてきた伝統的な漁具で対象魚種の生態や習性、
生息環境に合わせて工夫してつくられており、
毛鉤の色や形、素材、作り方、仕掛けや釣法などにはゆたかな地域性が見られます。
地域の自然素材を使った毛鉤づくりを通して、
くらしのなかの生き物文化にふれるワークショップです。
野鳥(マガモ、ヤマドリ、トラツグミ、ヒヨドリなど)の羽根、
獣(イタチやタヌキ、鹿など)の毛、ゼンマイの綿毛などといった
地域で手には入る自然の素材で毛鉤をつくります。
毛鉤づくりが初めての方も、そうじゃない方も、釣りをする方も釣りをしない方も楽しめる内容となっています!
ぜひご参加ください。
地域の自然と文化に親しみ、アート(Arts)を知る「しぜんとアートの教室」は
毎月第四日曜日+不定期開催です。
COSA